税理士選びのポイント

●依頼する税理士の仕事に対する姿勢

　税理士を決める上で一番大切なことはその税理士が顧問先に対してどんな考えを持っているかです。顧問先のことを一生懸命考え、節税をはじめ、労務関係や融資、助成金などについても気軽に相談に乗ってくれる税理士もいれば、帳面のチェックや決算書の作成だけが税理士の仕事だと考えている税理士もいます。

　また、土・日曜や夕方６時以降は一切連絡が取れないような税理士もいれば、何かあればすぐに携帯などに連絡が取れアドバイスをしてくれる税理士もいます。

　当社では、数多くの税理士と実際に面談し、その税理士の仕事に対する姿勢や考え方をしっかりと確認し、当社として自信を持ってご紹介できると判断した税理士の中から、ご紹介する税理士をお選びします。

●依頼内容が適切かどうか

　事務量も少なく相談することもあまりないのに、毎月訪問してきて、ほとんど世間話ばかりで帰っていくが、一応、毎月訪問するので、その分顧問料は高い。そんな方も多くみえます。

　会社の規模や状況によっては、訪問を２ヶ月に１回、あるいは３ヶ月に１回にして、何か相談があれば、すぐに電話でアドバイスをうけたり、場合によっては訪問し話をするといった形態にすれば、余計な顧問料を支払わなくても済みますし、無駄な時間を取ることもなくなります。

　大切なのは税理士事務所の都合ではなく、その会社にあった顧問契約をすることです。

　ただ、税理士と話をするとどうしても税理士主導で話が進んでしまいがちです。当社では、ご相談者の現在の状況やご希望などをしっかりとお聞きし、税理士に依頼する適切な仕事内容の提案や、それに伴う顧問料の見積りを行った上で、より適切な税理士をご紹介させていただきます。

●顧問料の金額

　税理士に依頼する仕事の質や量と顧問料の金額は一致するものではありません。ほとんど訪問もなく、何のアドバイスもないのに、相当に高いと思われる顧問料を取っている税理士も大勢います。そういった税理士はとても誠実な税理士とは思えません。

　依頼する仕事に見合う料金は当然支払うべきですが、自社の適切な顧問料はいくらなのかがわからないといった方も多いのではないでしょうか。

　当社では、メールで「顧問料の適正価格診断」を行っています。ご記入いただくご連絡先はメールアドレスだけですのでお気軽にお問合せ下さい。

●税理士との相性

　いくら能力の高い税理士に依頼しても、「人間的な相性」が合わなければ、信頼関係を築くことはできません。税理士と会うことが苦痛だと思いながら依頼し続けているといった方も実際に多くみえます。

　当社では、条件だけでなく相性も合う税理士をご紹介させていただくために、ご依頼者とも税理士とも原則的にお会いさせていただいた上で、ご紹介する税理士をご提案させていただいております。

●担当者はだれか

　良い税理士だと思って依頼したが、実際の担当者は資格のない職員で依頼したはずの税理士とはほとんど会う機会がない。ということもよくお聞きします。顧問先にとって一番大切なのは定期的に面談する担当者です。その担当者のレベルが低くてはいくら立派な税理士に依頼しても意味がありません。

　当社では、原則的にご紹介した税理士がその会社の担当者となりますので、その点もご安心下さい。

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